るぅとくん『忘れ愛』全曲感想文〜お誕生日記念〜

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るぅとくんお誕生日おめでとうございます。

お誕生日を記念して、今年8月にリリースされたるぅとくんの2nd EP『忘れ愛』の全曲感想文を書いていきたいと思います。

 

早速本題に参りましょう✨

(※以下、常体の文章となります。その方が書きやすいので。)

 

 

クロマト


www.youtube.com

少し前のリレー放送の深夜枠で「ズルした人が得をするって、どうなんだろう?って思って、そんな歌詞の曲を作った」みたいなことを仰っていて、「るぅとくんがその世界観をどう曲に落とし込んでくるか、楽しみだなぁ」と考えた記憶がある。

るぅとくん、物事を捉える視点が少々アイロニックで、普段は ままごと用の包丁 みたいなぽやぽやした雰囲気で油断させておいて、いざ切ってみるとめちゃくちゃ切れ味の良いナイフだった、みたいなところあるよね(例えが独特すぎる)

この曲も、るぅとくんの持つそういう鋭さが前面に出てきたような、刺激的な歌詞が特徴的。

 

小さい頃は「模範解答」的な行動さえ心がけていれば自然と大人に褒められるけれど、ある程度の年齢になるとその「模範解答」が段々と変わっていって、“過程”よりも“結果”が重視されるようになって。この曲を聴いて、そんなことを思った。

 

トリックスタァ

晴れた日曜の昼下がりが似合いそうな、オシャレでカジュアルな曲調。それに乗っかるるぅとくんの、少し落ち着いて憂いを帯びた声が、これまたよく似合うんだよなぁ〜〜〜。

そして、曲全体を通して非常に語呂が良い!!だってまず冒頭「散々吐いた愛だ 淡々ラムダ代入した」この部分からもう韻踏みのオンパレードをぶちかましていらっしゃる。 語彙力どうなってるんだろう??

でも多分、いっぱい言葉を調べたりして合う言葉を探したんだろうなぁ……。陰の努力家るぅとくん、カッケェ…………!!!

 

るぅとくんって、声に深みがあるから底抜けに明るい曲調でもどこか落ち着いて穏やかな雰囲気になるよね。春の陽だまり見たいにあったかい。悲しいことがあった時でも、るぅとくんの歌声を聞いていると少し和らぐんだよ。

 

そして、時々Twitterでも話していたのだけれど、この曲の中には聖書の内容がたくさん盛り込まれているの。

「6日で作ったテラリウム」は創世記の冒頭、神が6日間で地球を作ったことの比喩だと思うし、「幽霊船ランデブー」はノアの箱舟だし、「愛せよ隣人」はイエスが最も重要な掟と定めた二つのうちの「隣人を自分のように愛せよ」だし。

元々詳しいのかなぁ……???それともこの曲を作るにあたって自分で調べたのかなぁ…??どちらにしろるぅとくんの見識の深さや思考の深さが窺える歌詞で素敵。

 

最後に、これだけ言わせてほしい。

「醜さ」と書いて「uglyさ」と読むその発想、天才ですか???天才ですね????(確信)

 

エヌイー

今回のEPの中で個人的に一番好きな曲。XFDで初めて聴いた時から好き。
おとぎ話の世系観を根底に置きつつもそればかりに頼ってはいられない主人公の絶望を、ダークで奥行きのあるサウンド、高貴さを孕みつつも少しアイロニックな歌詞で描いている。

 

おとぎ話×ダークな世界観って、最高か!?!?
るぅとくん、よく私の好みをご存じで!?!?

 

と、初めて聴いた時に騒ぎ倒した。


おとぎ話の良さって、古風で夢のある語り口の中に人間の心の醜さや愚かさが隠されているところにあると思っているのだけれど、この『エヌイー』はそういうダークな側面がダイレクト表れた曲だと感じた。
それにしても「ねぇ 踊りましょう おとぎ話の牙の上で」「王子様はいない」って、ちょっとあなた(るぅとくん)、センス良すぎやしませんかねぇ!?!?
決して明るいだけではないおとぎ話の世界観を見事に表現していると思う。

特に私が好きなのは「王子様はいない」の歌詞。だって、「ぷりんす」としてたくさんの人に幸せを届け続けてくれているるぅとくんが「王子様はいない」って歌うんだよ。逆説的で面白い。

 

よるのあるきかた

どこか憂いを帯びたダンサブルな曲調と ちょっぴり背伸びした甘くほろ苦い歌詞。

この曲の緩急の付け方が、私はとっても好き。例えば、冒頭「ふわりふわり 足取り弾むままに」からイントロに入るところの流れ。一度抑えてから上げるところ。けっこう曲調がコロコロ変化するのに自然とついて行けるし自然と曲に乗れてしまうのは、そういう繋ぎの上手さによるものかもしれない。

 

そして、この曲でも顕著に現れているけれど、るぅとくんって本当に“例え”が上手。曲の中でもそうだし、普段の放送でも、よく、わかりやすい例えを使ってくれる印象がある。

前述したミュージックラインでも触れていたように、公共の場で言えないようなことを「シュークリーム」と喩えるなど、“露わにすべきでないもの”を上品に隠すことができるのが凄い。

るぅとくんの例え話の中で私が一番印象に残っているのは、自分の活動遍歴をお菓子作りに例えた話。「最初は作れるものが少なくてクッキーとかしか作れなかったけれど、少しずつ出来ることの幅が広がってきて『僕は雨に濡れた』で自信を付けて、今ではケーキ屋さんを開けるくらいになった」って話。るぅとくんの自分の活動に対する認識が、「あぁ、るぅとくんだ」って。とっても謙虚で、でも“今”の活動に対しては絶対的な自信を持って届けてくれて。

そんなるぅとくんのことが、心底好きだと思った。

 

忘れ愛

URL貼っておきますね


www.youtube.com

 

真夏にリリースされたこのEPの表題曲にふさわしい、爽やかかつエネルギッシュな楽曲。音数が少なく落ち着いた部分と壮大で迫力のあるサビの部分とが対照的で、聴くたびに新鮮にわくわくする。
歌詞では、「大人になることへの葛藤」が描かれており、まだ大人になっていない学生はもちろん、既に大人になった方々まで幅広く共感できるのも魅力の一つ。


このブログを書くにあたり、るぅとくんが以前ミュージックラインに出演した際に「どんな大人になりたい?」と問われて、「楽しい大人になりたい」と答えていたのを思い出した。これは完全に個人的な意見なのだが、特に学生のりすなーにとって、推しが「楽しい人」であることは非常に重要な意味を持つと思う。

私自身の話になるのだが、将来自分がなにをしたら良いかわからなくなって未来が楽しいものだと思えなくなった時、推しが楽しそうに毎日を過ごしているところを見て希望を持つことができた。今も、毎日楽しそうに過ごするぅとくんに、たくさんの勇気と希望をもらっている。

私も、誰かに希望を与えることのできる楽しい大人になりたいな。

 

⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰

 

るぅとくんが最近特によく仰っている「すとぷりを好きな人だけではなく、自分のことを知らない人にも届くような楽曲を作りたい」という気持ちをベースにして作り上げられた、このEP。

YouTubeに投稿されたMVのコメント欄を見ても「この曲がきっかけでるぅとくんのことを知った」という方がたくさんいらっしゃって、るぅとくんの想いと努力が認められた気がして、とても嬉しい気持ちになりました。

 

もっともっとたくさんの人に、るぅとくんの楽曲が届いて、ずっとずっと愛され続ける存在になりますように。

 

⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰

 

23歳の誕生日おめでとう

これからの1年間、たっっっくさん楽しんでね

1年後もまた、るぅとくんの誕生日をお祝いできますように

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました🌻

〜ころんくんお誕生日記念〜『アスター』全曲感想文

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ころんくん、25歳のお誕生日おめでとうございます。

お誕生日を記念して、3ヶ月以上前から書き溜めておいたころんくんの1stフルアルバム『アスター』の全曲感想文を大放出したいと思います。

 

その前に!!!このブログの名前「霧の中の恋」は、5月29日の誕生花「ニゲラ」の花言葉です。そして、サムネにもなっております一番上の画像ですが、左上と右下がニゲラ、右上と左下がアスターのお写真でございます。作るのにちょっと時間かかったんで、見ていってくださると飛んで喜びます。

そして、あわよくば最後まで読んでいってくださると、さらに飛んで喜びます。

 

さて、本題。

文章を筋道立てて書くのは得意のではないので、

①好きなところや語りたいところ

②歌詞の好きな部分

のゆるっと二部構成でお送りしていこうと思います。

なっっっっがいですがよろしければお付き合いください。

 

目次はこちら↓

 

 

アスター

アスター」って花の名前だから、曲名を聞いた時、 すごく繊細な、Monopolize路線の曲が来るのかな?と勝手に想像していたのだが、そんなオタク(私)の幻想をことごとく打ち消すかのような力強いサウンド、芯のある歌詞、ころんくんのパワフルな歌声……。一曲目からこんなに怒涛の感情の変化を経験して、これから先の私大丈夫そ??となってしまった。

 

あの時夢見たヒーロー 

 ころんくん自身も「作詞をする中で、『敗北ヒーロー』や『敗北の未来地図』との繋がりを意識した」という風に仰っていたけど、個人的にすごく心に刺さったのがこの部分。

『敗北ヒーロー』では「夢」にすぎなかった「ヒーロー」に、ちゃんとなってる…!!!と激エモに震えた。

 

Mad Hat Rabbit

ころんくん時々「うさぎは寂しいと死んじゃう」って仰ってるけど、もしかして盛大かつ壮大なフラグだった可能性ある??? ころんくんもしかして、ヤギでもサルでもなく「うさぎ」だった?????と思ってしまうほど、うさぎ感がよく似合っている(私は何を言っている?)

XFDとか歌詞カードのバックが赤黒でめちゃめちゃカッコいい上に、歌詞とかサウンドとかも超絶クールかつダークな世界観で素敵。

なのに!!!!!!!

「ぴょん、ぴょん、ぴょんぴょんぴょん」コールのころんくん、可愛すぎるだろ!!!!!?(好き) 本当に(当時)24歳成人男性!?!?

 

うさぎ、うさぎ、何見て歌う?

抑圧された日々へ歌う、反抗声明!

 前半部分は童謡「うさぎ」の歌詞/メロディーとなっている。カッコいい曲調やダークな歌詞の中に突如としてこのように童謡テイストのフレーズが出てきしかもそれがいい感じに曲の世界観マッチして怪しげな雰囲気を増し増しにしてる!カッコいい!

もう一点、このブログを書くために改めて歌詞を見て気づいたのだが、「犯行声明」じゃなくて「反抗声明」になってる…!私はこの手の言葉遊びが大好きだ。日本語でしか味わえない面白さがあると感じる。例えば英語にしてしまうと、crimeとresistanceで、全く違う響きになってしまう。 いやぁ〜〜日本語って奥が深い。 

 

恋の引力で

声……可愛すぎんか…(尊)  子どもっぽい、甘えたような舌ったらずな歌い方に、胸がキュッとなった。これが母性ってやつか……。

後に述べるが、こういう「男の子が(初)恋に溺れる」系の曲を嫌味なく自然に歌いこなせるころんくん、ひいてはすとぷりも、本当にすごい。だって、(当時)24歳の成人男性にナチュラルに「君が僕に魔法をかけた」とか言われたら、普通に考えて反応に困るでしょ?  そこに疑問を持つ余地を作らせないころんくんは本当にすごい。

 

君が笑えば世界は晴れ 

 語尾に☆マークが529個くらい付きそうで可愛い。でも少し丁寧な切り方しているところが繊細なころんくんらしくてなお良い。

ころんくんが笑えば世界は晴れるよ。

 

404

 この曲、3Dライブではセトリ入りしないと勝手に思い込んでいたので、2曲目にイントロが流れた時は変な声が出た。12月12日に投稿された時から、そして今も、ずっと大好きな曲。

初っ端の電子音的なイントロは本当に世界観にぴったりでそこだけでもうワクワクするし、さらにころんくんのまろやかでかわいらしいマシュマロボイスが重なることで奥行きが出ている。

かなりメッセージ性の強いであろう楽曲を、ネット上で活動してきていろんな経験をしてきたころんくんが、まっすぐで伸びやかな歌声で力強く歌い上げているから、これはもう説得力しかない。かっこいい。ころんくんが歌うことで意味が生まれる曲だよなぁと思うなど。

 

「愛している」も「殺してやる」も

わかってくれると思っていたのに 

 「愛している」「殺してやる」、この二つが同時に並んでいるところがすごく切ないなって。ありのままの姿、自分の全てを受け入れて欲しかったんだなって。この主人公のことを思ったら胸が締め付けられた。

完全にわたしの中だけでのイメージなのだが、この曲の主人公「ボク」って、めちゃくちゃ純粋、というか無邪気で素朴なところがあると思ってて。例えるならば幼稚園児みたいな。ワルい言葉だと知らずに、周りがヒヤヒヤするようなことを平気で言ってのける、みたいな印象を持っているので、きっと、本人としては何が悪いのかわからないままにみんなから疎まれていって、すごくしんどいだろうな、なんて思いながら聞いていた。

周りの人の気持ちにも、主人公「ボク」の気持ちにも、それなりの主張があるように思えるので、そういう二面性(多面性?)を持つ曲をリクエストするころんくんの深さを垣間見れた気がしてきゅんとした。

  

レイジークレイジー

 Kanariaさんの曲って、KINGとかもそうだけど、独特のサウンドというか、リズム感、テンポ感、そして歌詞の語呂がいい。好き。(私情)

そして、そのサウンドの上をころんくんのマシュマロボイスがなめらかに滑っていくのがめちゃくちゃいいんだな〜〜。 ころんくん、ゲーム実況者なだけあって意外と(意外とって言うな)お口がよく回る。マシュマロボイスってどこのグループにもいるってわけではないからめちゃくちゃ貴重だし強みになるって聞いたことあるけど、すとぷりの場合は、ころんくん(とるぅとくん?)がマシュマロ担当だよね。この歌声があることでグループ全体の歌声も厚みが増して立体的になってると思う。

ちなみに曲自体のお話をすると、この曲が一番解釈するのが難しかった。歌詞が難しい。

 

笑ったあなたの  変わった  レイジークレイジー 

「変わった」の解釈難しいよね。「他と違った」という意味での「変わった」なのか、「変化した」という意味なのか…。そういうとこ読み取っていくのが楽しかったりもするんだけど、この曲に関しては本当に読めない…。すいませんまたなんかわかったらTwitterかなんかで言います。

 

xxテクニック

ここから3曲(xxテクニック・きゅんですきゅんです・コスミックムーズ)、ポップで可愛らしい曲調が続くが、これを真ん中に持ってくるあたり、マジころんくんさぁ〜〜(恋)という気持ち。

「恋の引力で」のところでも少し触れたけれど、こういう「男の子が(初)恋に溺れる」系の曲(きっと主人公は中学生)って、下手に歌うと嫌味ったらしく聞こえるのに、ころんくん、そしてすとぷりはサラッと歌いこなしているからすごい。有無を言わせない絶対的コンプライアンス、最高。そしてこういう曲って、ませた子とかは「えぇ〜〜子供っぽい〜〜〜」とか言って敬遠する傾向にある(いや、ど偏見だけど。私が昔そうだったってだけなんですけど。というか私はませてたというより大人ぶりたかっただけなんですけど)と思ってて、でもそういう子たちが大きくなって良さに気づく頃には、推しもまた成長してこういう曲を歌ってくれなくなっているという悲しきジレンマにエモーショナルな物語性なんかも感じちゃってるんだから、オタク(私)って身勝手な生き物だよな。

 

使うぜ  奥義の神頼み

愛はいつも救ってくれんだろう?

出た!!!!神頼みころんくん!!!!『咲かせて恋の1・2・3!』であれだけるぅとくんに「神頼みは意味なんかないんだ」って止められたというのに!ま〜た神頼みしてる!

と思ったので選びました。時空を超えた隠れるぅころを見せつけたかっただけです、すんません(反省はしていない)

 

きゅんですきゅんです

XFDの時点でもう神曲オーラがぷんぷんに出ていた。「きゅんきゅんきゅきゅきゅん ころころきゅんきゅん」って……どこぞの女子ドルかよ!?!?可愛すぎてきゅん死しか勝たん🥺

これを素で歌えちゃう24歳(当時)成人男性って…何者…?(n回目)

 

恋愛じゃない?恋じゃない?

まさにきゅんですきゅんです 

 この歌詞を見て、恋愛ソングの時代の移り変わりを感じた。

私はとあるジャニーズの担当もしているのだが、私が小・中学生の頃、そのグループはバリっバリに王道アイドルソングのシングルを出しまくっていた。(ちなみに今も変わらず全世界の「可愛い」を背負って立つような可愛いグループである。)まさに「男の子が(初)恋に溺れる」系ソング。当時の恋愛ソングは、全てを「恋」の一文字で片付けてしまっていて、「誰かを好きになること」のキラキラハッピーな面しか見せてくれなかった。だから「(初)恋とはこうあるべきだ」って押し付けられている気がして窮屈さを感じることもあったし、当時は「好きなアイドルが言ってるんだからそういうもんなんだ」と、半ば無理やり自分を納得させて受け入れていた。(→それが先ほど述べた「こういう曲って、ませた子とかは「えぇ〜〜子供っぽい〜〜〜」とか言って敬遠する傾向にある」に繋がっている。)

この私の体験談を踏まえて、本題に戻る。

この曲では、「恋愛」でも「恋」でもない「きゅん」という感情を肯定してくれている。感情を画一化せず、あらゆる捉え方を可能にしてくれる。こういう曲をころんくんが歌って多感な時期のセンシティブな心の動きを肯定してくれることって、特にティーンズのりすなーさんにとってはすごく大きな自信につながると思う。この曲をころんくんが歌ってくれて、本当によかった。

 

コスミックムーズ

この曲、きゅんきゅん系のサウンドしてるけど、ばりっばりのエンパワーメントソング(通称応援ソング?)だよね、めっちゃ可愛くてそれだけで元気でる。

あと、 

そしてまた、歌詞の内容が深くていいんだ…。全部引用したいくらいなんだけど、さすがにそれは大変なことになるので、この一部分に。

 

解釈をちょっとまた広げてみたんだ

周りを全く気にしないで

 解釈厨の心の拠り所みたいな歌詞。私も解釈厨な所あるけど、周りの意見とかに左右されがちだったり、「他の人におかしいと思われたらどうしよう」とか思ったりして、なかなか発進できなかったりする。だからこれからは、この歌詞を思い出して、もっと自由に意見とか思ったことを表現できるようになりたいなぁと思わされた。私にしか書けない文章を書きたい。私だからこその視点から意見を投げかけたい。そんな思いでこれからもオタクしていきたいと思う。

 

だいよげん

これ、3Dライブで歌っていた時、マイク両手で持っててバチクソ可愛かったよね???左手にしかマイクがくっつかない仕様になってたけど右手が横に添えられてて、可愛すぎて端末ごと抱いた。可愛すぎるから証拠写真を貼り付けておく。

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本題に戻る。

かなり示唆的、風刺的、アイロニックな歌詞。穏やかで明るい曲調とは対照的で、それがまた唆られる(何がとは言わんが)。ころんくんのオリジナル曲に限らず、すとぷりの曲としても結構珍しい曲調だと思う。

YouTubeに上がっているころんくんのオリジナル曲ってMVが担当カラーの青を基調としたものが多いから、そういう点でも珍しい。

 

それじゃ足元にお気をつけて 

歩いてこうぜ  始まってるよ

新しい時代   oh

 初めて聞いたとき、急にこの歌詞が出てきて戸惑いが隠せなかった。この歌詞の前までは一般論的かつ抽象的な歌詞だったので、いきなりこちらに言葉を投げかけられた感じがしてドキッとしてしまった。

今のご時世(情報技術の発達により誰もが簡単にいろんな情報にアクセスできるこの時代において)、どこで揚げ足取られるかわからないから気を付けろよ、という意味なのだろうか。急に示唆的。面白い。これ、ネット上で活動しているころんくんが歌って初めて説得力を持つ歌詞なんだろうな(『404』の時にも言ってた)

  

敗北の未来地図

この曲と、後に出てくる『敗北ヒーロー』、「作詞:ころん 作曲:るぅと×松」という文字列を見るだけで元気が出る。『敗北ヒーロー』とはまた違った、「かっこいい」にベクトルを向けた感じの力強いサウンド、聴くたびに勇気をもらえる。

あと、ラスサビ最後の「これからもぉ〜〜〜〜⤴︎⤴︎」がめちゃくちゃ好き。 未来に向かって突き進むような、パワフルな歌声。

 

誰かに向けるギフトなんて

知らず知らず空白の沼に落ちていく

「ギフト」って、「贈り物」という意味もあるし「才能」という意味もある。ころんくんはきっと「贈り物」の意味で使ったんだろうな、と思う。(だって彼、「僕はすごいスキルがあるとか才能があるわけじゃなくて〜」って話を時々してるから)  でも、私は、ころんくんの、誰かのために、何かのために夢中になれる、一生懸命努力することができるところは、素晴らしい「才能」だと思ってるから、私のなかでころんくんの姿と重なって胸が締め付けられた。

それがまた、「空白の沼に落ちていく」ってのがな〜、切ないよな〜苦しいよな〜。

 

Monopolize

この曲、ころんくんのオリジナル曲の中で一番好き。ころんくんの繊細な歌い方が、ここぞとばかりに発揮されている。Youtubeに投稿されているMVも、水彩画っぽい感じが曲の世界観をさらに確固たるものにしていて、めちゃくちゃ好き。てか、このMVのころんくん、どタイプなのだが!?

ちなみに、『アスター』の特典トレカ、私はMonopolizeの絵柄のやつが入ってました。大好きな曲だからめちゃくちゃ嬉しかった。肌身離さずお守りとして持ち歩いてる。

 

そっと優しく刺す様に

何度も胸を貫いた

痛みの声を知りたくて

僕は僕になった 

この曲本当に歌詞のどこを取っても胸に響いてくるから一箇所選ぶのマジで難しかったんだけど、どうしてもひとフレーズだけ選ぶってなったら、ここかなぁって。

この曲、全体として普段よりも繊細な歌い方だけど、その中でも特にここは、触れた瞬間に壊れてしまうんじゃないか、というような繊細さ、というか脆さみたいなものが全面に押し出されていて、それは元々ころんくんの中にあるものだと思うんだけど、彼は普段そんなもの絶対表に出さないからこそ、こうやって顕在化した時はものすごいパワーを持つんだろうなって。

 

余談ですが、このブログ、考えながら同時進行で書いた部分と事前に紙とかに手書きしたやつを打ち込んだ部分がありまして、Monopolizeに関しては2月くらいに授業中にルーズリーフに書きつけてたんですよね(ちゃんと授業受けてください)。この曲好きなんで。そしていざ書こうと思ったら、まさかの約3ヶ月のうちにその紙を紛失するという失態を犯しましたので、またいずれこの曲一曲でブログ書きますね(だいぶ壮大)。この曲好きなんで。

 

恋はJust In Me

さとみくんところんくんのペアって、それこそ『遊獣浮男ボーイ』とか『レベリング』とか、なんかこう、不真面目っぽさ(失礼)を全面に出した曲が多い印象があったんだけど、こういう大人っぽい曲も雰囲気に合うなぁと思った。あと、ころんくんってすとぷり内でもあんまりフェイク担当って感じじゃないから(莉犬くんとかやってるイメージある)、この曲でフェイクやってるの新鮮だった。ころんくん、声が真っ直ぐでよく伸びるから、もっとフェイクやればいいのにって思った。各所の皆さま、ぜひご検討よろしくお願いいたします。

私、こういう歌詞の曲めっっっっちゃ好きなの。ちょっと大人な感じの恋愛の曲。曲調も好き。情熱的な感じ。どタイプ。

 

We had a good time

Do we get back together? 

日本語に訳すと「一緒に素敵な時を過ごしたよね。より戻さない?」って感じだけど、問題は(問題って言うな)この1行目ですよ。これ、いつのこと話してるんだろうって。歌詞の解釈としては、過去に別れたカップルが再会して復縁するストーリーだと思うんだけど、この部分、過去に交際していた時期のことを指しているのか、それとも、再会してから話したりとかして、その時間のことを指しているのか。私は後者だと思う。

そして、「今までは色んなことがある度に君のこと思い出していたけど、これからはどんなことも君と一緒に経験していきたいんだ」という(意訳)、超熱烈キザ告白。くぅ〜〜〜、さところにこうやって言い寄られる世界線に生まれたかった!!!!!(無茶言うな)

 

パンピじゃないのよッ!!

すとめもinバーチャル、楽しかったな〜!!!!!(クソデカボイス)  ライブ見てこんなに声出して笑ったのはじめてだもん。そういうとこ、やっぱりすとぷりは根っからのエンターテイナーだなぁと感じた。個人的には曲振りの時のなーくんところんくんのやり取り(「しんみりした曲」とか散々言ってるとこ)がめちゃくちゃ好きなのだけど。

ほんでまた、曲もいいのよね。いい、というか、「あぁ、ころんくんらしい選曲だな」ってなる。なーくんも言ってたよね。私のTwitterのプロフィール欄にも書いてあるけど、私はころんくんのこと「世界一可愛いイキリボーイ」だと思ってるから、そういう、ころんくんっぽさが全面に出た曲だなって。

 

 って言うかまずパンピってなんだっけ?

この曲、割とこう、「こんなキラキラな生活してる俺スゲェだろ(ドヤァ)」な感じだけど、この歌詞があることによって、どこか憎めない感じが出てる。かわいい一面。この一言がないと本当にただただ自慢してる曲になっちゃうから、この曲が成立するためにめっっっっちゃくちゃ大事な言葉。

 

敗北ヒーロー

ついに来ました、我らが伝説の敗北ヒーロー!(勝手に伝説にすな)(だって伝説じゃん)

改めて、1000万回再生おめでとうございます。それだけ沢山、この曲が色んな人の心に届いているという事実が、すごく嬉しい。

この曲に関しては私の貧相な語彙力でなにか申し上げるよりも聞いていただいた方がダイレクトに心に響いてくると思うので貼っておきますね。


www.youtube.com

 

いつ聞いても勇気をもらえる、私の人生の中で、とっても大切な曲。ころんくんの等身大の姿が曲に映し出されている感じがして、すごく愛おしい。

 

恥ずかしくて負けてしまう

心が砕けてしまう

そんな時僕が扉開けるから

さあ かなえたい道を走れ 

 ころんくん、めっっちゃくちゃ優しい子なのに愛情表現が(るぅと会長並みに)不器用だから、普段の放送とかでは恥ずかしがってなかなかそういう優しいとこ見せてくれないんだけど(そういうところも恋)、歌詞とか、特別な時とかにはすっごく真っ直ぐな言葉でりすなーへの思いを伝えてくれて、そして背中を力強く押してくれて。そういうところが本当に好き。

この部分、前半はすごく繊細な、触れたら壊れてしまいそうなほどの脆さをもって歌い上げていて、後半はその不安を腐食するかのようにパワフルに歌い上げているの、ころんくんの表現力の高さが伺えてめちゃくちゃいい。

 

 

さて、ここまで長々と書いてきましたが(ちょうど8000字)、まだまだ語り足りないところもあるのでまた何かあったら書くかもしれません(MonopolizeとかMonopolizeとかMonopol)その時はまたよろしくお願いします(何を?)

 

最後になりますが、ころんくん、人生で一度きりの25歳、素敵な仲間たちと楽しい思い出をたくさん作って、忘れられない一年にしてくださいね!

これからもずっと側で応援させてください。

ころんくんの歌声が素敵だなって話。

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はじめまして、ういと申します。ころんくん推しのド新規です。

このブログでは、タイトルにもありますように「ころんくんの歌声」について、少々の分析を加えながら私の好きなところをつらつらと書いていこうと思います。

ちなみに私は音楽・歌に関しては全くの素人です。客観的かつ精確な分析ではないので、ご了承ください。

 

 素敵なところ

普段の声とのギャップがすごいっていうのは周知の事実だと思うので敢えてそこを深掘りするのは避けますが、本当に歌声が綺麗!(勿論、普段の声も大好きですよ!)

素直でまっすぐで澄み切っていて、それだけでなく、のびやかで力強くて芯のある歌声。

ブレないよね。音程も発声も。

そして、どんな声質でもはっきりとした聞き取りやすい発音で歌うから、無駄なエネルギーを使うことなく安心して聴ける。

これ本当にすごいことで、例えば、いつもよりも喉の幅を狭める感じで声を出すと、音程を取りづらかったり歌詞が聞き取りにくくなったり、ってことが少なからずあると思うのですが、ころんくんの場合はそれがほとんど、というか全くない。本当にどんな発声でもハキハキとした発音で聞き取りやすい。

 

前に、るぅとくんは声帯の緊張が緩いから大きい声を出しにくい、逆に莉犬くんは声帯が緊張してる状態だから容易に大きい声を出せる、というツイートを見かけたのですが、その点で言うところんくんはるぅとくんと莉犬くんのちょうど中間だけど、肺活量でカバー出来ているから「声が大きい」と言われているのだろうな、と思うなどしたり。

 

ころんくんの肺活量は存じ上げないけれど。

 

声質の使い分けについて

ころんくんの歌声をずっと聞きまくり、あることに気づいた。

ころんくん、2種類の歌声を使い分けてるな……???

 

文字だけでは伝わりにくいと思うので、下図をご覧ください。

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 曲の並びで「あぁ〜」となった方もいらっしゃるのではないでしょうか。

図の左側、水色の部分は、透明度がより高く豊かな響きを持った声(私は「大人声」と呼んでいます)、右側のピンク色の部分は甘さや幼さを感じさせるポップな声(子ども声)です。

 

ちなみに、真ん中の声は「Monopolize」に設定しました。

この曲が一番、普段のころんくんの声に近いと感じたためです。(あくまで個人の意見です。感じ方には個人差がありますのでご了承ください。)

 

イメージとしては、トモダチコレクションの「声の設定」のところの「声の質」欄を想像していただくとわかりやすいかと思います笑 (ちなみに、大人声が左側/子ども声が右側です)

 

対象曲は、アルバム「アスター」収録曲とアニメイト特典CD、ころんの実況チャンネルの「ころん 歌ってみた」再生リスト登録動画のうちフルで歌っているもの、計50曲です。

 

ここで一つ気づいたことがあるのですが、

ころんくん、年代によって使う声質が違う…!?!?

 

大人声で歌っている曲は、2018年までに投稿された歌ってみたが多数を占めています。

初めて真ん中の「Monopolize」よりも子ども声側になった曲は、2018年9月18日投稿の「廃墟の国のアリス」です。

ただ、その後も大人声側の曲が続いているので、子ども声を多く使うようになったのは比較的最近であると言えます。

 

ちなみに、2019年3月27日発売のすとぷりミニアルバム「すとろべりーすたーと」でも、ころんくんは基本的に大人声を使っています。次に発売されたフルアルバム「すとろべりーらぶっ!」(2019年7月3日発売)では大人声と子ども声が点在(大人声の方が多い)、その次の「すとろべりーねくすとっ!」(2020年1月15日発売)で初めて子ども声で歌う曲が大人声の曲を上回ります。

 

総括すると、ころんくんの歌声における大きな転機は2019年かな?

 

そして、アルバム「アスター」収録曲は子ども声が多い……もしかしてころんくん 、自分の可愛さわかってらっしゃるのだろうか……。

だとしたら彼の自己プロデュース能力の高さは賞賛に値する程だと思ってしまうのは私だけでしょうか?

 

音域について

ころんくん、女の子並に声が高くて、女の子の私が困ってしまうくらいかわいい声をされてますが、実際、高い音域はかなり出ますね。そして音域がめちゃくちゃ広い!!

高い音域に特化して広いわけではなく、高い方も低い方もバランスよく広いのがまたすごいんですよね。 つまり、低い音もかなり出せるってことです。

ただ、私は、高い方ならいくらでも聞き取れるのですが低い音に対する音感があまりないので、低音の方は他の誰かにお任せしたいと思います笑

Youtubeに投稿済みのオリジナル曲に関しては、よいサイトを見つけたのでこちらにリンクを貼っておきますね。

ころんの楽曲情報(音域、歌唱難易度) 6件 | KeyTube

 

そして、ころんくんの今までの曲の中での最高音は、F#5です!(画像参照↓)

(C4=真ん中のドです)

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ちなみに、ころんくんに関しては「高音厨音域テスト」という、最適な動画が上がっておりますので、そちらも分析しようと思います。

ころんくんは、Youtubeで2回やっていらっしゃいますが、一度目の方がより高い音域まで出ていた気がするので、そちらを見ていきたいと思います。

URLはこちら→ https://www.youtube.com/watch?v=cj20-VA-HSQ

音域テストは3分43秒からです。

この音域テストでの、ころんくんの最高音はC7でした……(唖然)

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女の子でもこの音域出ない子が大半なはずなのに……

 

そりゃホラゲ実況の時の悲鳴も甲高いはずだわww最高wwwwww

 

 

 

以上、長々とお付き合いいただきありがとうございました!

まだまだ、テクニックについてなど書きたいこともたくさんあるのですが、ひとまずこの辺りで終わりにしたいと思います。